階戸ゼミは開講10周年

12期生 西山友紀子

 平成27年11月末、階戸ゼミは少しだけ早い忘年会を開きました。
「今、ゼミは何年ですか?そろそろ10年ですよね?」
「今日もゼミでちょうどそういう話をしていたんだよ」
「では、お祝いですね。祝賀会やりましょう。いつやりますか?」
というような会話の流れで祝賀会開催は即決で、M1の齋藤さんが忘年会の最中に会場を予約して下さいました。予約してくれたことを聞いた時、「頼もしい女性が階戸ゼミに入ったのだな。」と嬉しくなりました、階戸ゼミは男性の方が圧倒的に多いので。

 私は「幹事は私がやりますよ、慣れているし、先輩方も知っているので」と言って帰りましたが、その翌週から仕事が深夜続きになり「なんてタイミングだ…」と思いましたが、やはり大勢の人を集める為には、GSSC同窓会を立ち上げた経験を持ち、沢山の先輩方を知っていることもあるので、私しかいないだろうとそのまま続行しました。

 階戸先生は還暦も迎えていたので、そのお祝いも兼ねることになったのですが、忘年会で「記念品が欲しい」「先生には赤いチャンチャンコを着てほしい」といろいろな意見が出ました。全部は採用できないけれど、できるだけ皆さんの希望を叶えたいといろいろ考えた末、似顔絵を表紙にしたゼミの変遷を記念小冊子として作ることにしました。

 準備は名簿の整理から始まり、祝賀会の案内、記念小冊子の原稿集め、幹事の役割分担等々やることは盛り沢山でした。とはいえ、こういったことの決定権は幹事である私にあると思っているので、基本的には勝手に決めて決定事項を通達するという、ちょっと強引なやり方のようではありますが、バシバシと決めて進めさせて頂きました。皆さんもご承知おきの通り、通信制特有のなかなか皆さまにお会いする時間は取れない状況ですので、そう簡単に皆さんと相談できないのが現実です。でも皆さんをまとめることは、同窓会設立準備委員会で経験を積ませて頂いたので問題はありませんでした。これはリーダーシップという大学院で学んだ大切なことの一つと言えます。

 一番大変だったのは、予算でした。会費が高すぎると人が集まらない、現役生は参考文献や教材購入で日頃沢山お金がかかる、安くあげたいけど、でもサポートはない。小冊子に公告を載せて費用を賄うことも考えたけど、「基本的に配布対象は階戸ゼミと決まっていて、費用対効果はあまり望めないのに広告は集まるだろうか」と頭を悩ませていたら、ある日「小冊子のサポートをしたい」という人が現れました!

 そんな嬉しい申し出をされたら私が遠慮することはありません!!即答で「ありがとうございます!!私は原稿集めをがんばります!」と図々しい返事をしました。
 寄付のことは「名前を出さない」ことが条件だったので、勝手に「タイガーマスク」と名付けさせて頂きました。突如現れたタイガーマスクは二人以上。これはやはり階戸先生の人望であると確信しました。

 最初はコピー機で印刷してホチキス止めを考えていたのですが、タイガーマスクの皆さまのお陰で本当に良い記念小冊子ができました。また忙しい中、執筆を快諾して下さった方が沢山いたお陰でもあります。これまでのゼミの変遷を想い出から読み取ることができるので、この小冊子の力でもっと階戸ゼミの仲間を増やしたいという思いも込めています。

 祝賀会の冒頭では、これまでのゼミで撮った写真を映像にしたもの(M1細野さん制作)を流したのですが、これがまた音楽と良いコラボで胸に熱いものがグッときました。また当日は、サプライズで階戸先生の奥様をご招待し、階戸先生には期待通り驚いて頂きました。還暦のお祝いとして、ちゃんちゃんこの代わりにチョイ悪な赤系のジャケットをご用意させて頂きましたが、とても似合っていたのに皆さんにお見せできないのはちょっと残念です。

 大学院修了後、だんだんとゼミや大学院から足が遠のいてしまった方も参加して下さり、再会できた人、初めて会う人、遠方にお住まいの方等、沢山の人に会うことができ、互いの近況報告を見聞きしたことで多くの刺激を受け、そしてまた、ゼミの仲間と結束が強くなったと感じました。

 10周年記念祝賀会、還暦のお祝いの会という名の同窓会であり、仲間が仲間を呼び、いかに修了生や現役生の協力が必要かということもあらためて痛感した次第です。今後もこの階戸ゼミだけでなく、他のゼミやGSSCが存続・発展するためには、多くの修了生や現役生の協力は欠かせません。そのためには同窓会にも期待したいと存じます。

 本当にこの大学院では、就学中だけでなく修了後も学ぶことが多いと思います。他にこのような大学院はあるでしょうか。入学した時は、周りの人がとても立派に見え、自分は場違いなところに来てしまったと思いましたが、そういう立派な方々と一緒に修了したい!とリポートや修論を頑張り、修了した今は無理してでも入学して良かった、そして修了できて良かったと思っています。

 そして盛り上がった祝賀会は、2次会、3次会と続き、最後に残ったゼミ生は、私を含めて銀座へと消え、祝賀会終了の運びとなりました。今後も階戸ゼミの仲間が増えること、そしてGSSCの仲間が増えることを期待しつつ、勝手ながらこのように活動しているゼミもあるということをこの場を借りてご報告させて頂きます。


Copyright © 2012 日本大学大学院総合社会情報研究科 All Rights Reserved.