平成27年度 春の学修相談会 報告

同窓会役員・学務委員
松岡 直美

 平成27年5月30日(土)、博士後期課程研究(中間)発表会に平行して、学修相談会が開催されました。相談にみえた方々は10名(国際情報専攻1名、文化情報専攻6名、人間科学専攻3名)で、前期課程新1年生の皆さんが中心でした。相談を受けてくださったのは同窓会役員4名(大津さん、中嶋さん、村田さん、吉アさん)と第4期生の長谷川さん、陪席くださった先生方は国際情報専攻の小林世治教授と文化情報専攻の保坂敏子教授。事務課加藤琢哉主任からは会場設営等で全面的にサポートいただきました。学修相談会はGSSC同窓会設立準備委員会(西山友紀子委員長)によって発案企画され、学生参加型FD推進の観点から、FD委員会・学務委員会との共催行事として、平成25年度にスタートしました。今年で3年目となりますが、同窓会有志のご協力で、回を重ねるごとに充実してきております。また、今年度は、「学修相談会 in 上海」が市ヶ谷日程に先行して開催されるなど、遠距離教育のGSSCならではの新たな取組みもあり、今後のグローバルな展開が楽しみです。ご多忙の中、遠方から市ヶ谷に参集くださり、また、上海での現地開催にご尽力くださいました皆様に、深謝申し上げます。
 教員は博士後期課程研究(中間)発表会のため、途中から退席しましたが、新入生の皆さんが抱えておられる不安や必要とされている情報など、具体的に把握する機会となりました。これらをGSSCファカルティ全体で共有し、今後の個別指導やゼミ指導、またスクーリングの講義等において対応すべく努めます。今回も印象的であったのは、同窓生の方々の後輩に対する誠実な励ましと主体的・自律的・行動的な学びの姿勢でした。今後ともよろしくお願いいたします。


I.日本大学会館 市ヶ谷 (報告者:博士前期課程1年大川、松岡)
 はじめに松岡から本会の主旨および主催者GSSC同窓会についての説明。続いて、会場のスクリーンで同窓生有志の編纂による『GSSC参考文献検索の手引き2014年度版』、論文サンプル閲覧サイトとしてGSSC電子紀要を、修了生体験談閲覧サイトとして電子マガジン「修士論文奮戦記」を紹介しました。

<課題レポートについて:どう取り組めばよいのか戸惑っている>
・基本教材や指定の参考資料を読む場合、全体を通して読むのもよいが、キーワードを拾って、自分の研究に直接関わる、あるいは関心のある章から読み進めてもよい。
・課題レポートは、まず草稿を提出して、教員から指導を受ける。それで書きやすくなる。
・夏期スクーリングを受講すると、レポートが書きやすくなる。
・添削の方法は教員によってマクロ・ミクロ他様々。
・リポート提出の締切は守ること。

<修士論文について:2年という修学期間に、どう対応すべきか>
・後期のレポートの締切が1月中旬なので、1年次の1月中旬から3月末までの間は修士論文の準備に使える。具体的に作業を絞り込むことが大切。
・HPの「図書館」から論文を引っ張ってきて、見る。
・レポートはmanabaで提出だが、修論は郵送。
・修論の正本が所沢キャンパス図書室にある。閲覧可なので、見てみるとよい。
・テーマは、グローバル、時宜的、学術的であること。
・キーワードは、流行語は使わず、世界で共有されるものにする。
・英訳箇所・英語要旨は、native speakerに2回以上チェックしてもらう。
・科目履修と特別研究の違いが自分の中で曖昧。
後者は2年間にわたる修士論文指導であり、ゼミにもよるが、面接ゼミやサイバーゼミでの指導も含まれる。

<修学および修士論文執筆にあたって大切なこと>
 論証、渉猟、信頼、倫理遵守、引用、参考、仮説、自説、真摯、達成感
 自己の研究課題の社会的貢献性、ゼミの仲間との連携と協調

<文献を参考にするときに注意すべきこと>
・注は脚注か文末注に統一する。
・出典は完璧情報を載せる。
・盗用は厳禁。
・割注は忌避。

<記述で注意すること>
・「である」に統一する。
・算用数字2ケタ以上は、アルファベットで半角にする。
・「  」や(  )の文中に句点「。」はつけない。
・敬称(氏、女史、教授など)は不要。

<不安に思うこと>
・生活リズムをどう定めるか。
・学部卒業から時間的ギャップがあり、学術研究遂行、学術論文執筆が可能か不安。
・社会人としての年月が長く、当該領域の基礎知識が不足していることが不安。
 これらについては、同窓生がそれぞれの体験をもとに熱心に助言と励ましを繰り返し、新1年生の不安の軽減に努めてくださいました。勉強する時間を作り出す、学術的・専門的知識が不足と思えば、関連書籍を集中的に読む、アクティヴに勉強する、指導教員に相談する等々。


II.学修相談会 in 上海 (報告者:博士前期課程2年柏瀬)

 5月18日(日)、上海在住のGSSC3名(M1:2名、M2:1名)と保坂先生が集い、<プチ>学習相談会を開催いたしました。レポート作成や提出の概要、修士論文のテーマの絞り方や研究方法などについて、先行文献や参考書などを参照しながらアドバイスや意見を交換し合うことができました。また、ネット環境が整っているとは言い難い状況下での「通信教育」に対する不安や対応策など、“同じ悩みを抱える者同士”で問題や情報をシェアすることができ、不安を解消し、モチベーションを上げることができたように思います。
 非常に和やかなムードの中、あっという間の2時間でした。今後も、折に触れ「海外組」というハンディを克服すべく、情報交換会を行っていければと思います。
 保坂先生、お忙しいところ、このような貴重なお時間をいただき、どうもありがとうございました。会場をご提供くださった駒崎ご夫妻、どうもありがとうございました。



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